トラックとは
used trucks for saleは、もっぱら貨物を運搬する構造の自動車をいう。自動貨車とも言い、一般には「トラック(truck)」「商用車」と呼ばれる。 当初、荷物を運ぶ目的の他、軍隊において歩兵などの移動手段として普及した。日本にあっては、はじめて自動貨車を運用したのは陸軍の輜重兵だったとも言われている。今でも軍隊における不可欠の装備となっている。 なお、本項では特に記載のない限り日本国内の事項について記載する。 営業用貨物自動車 : 貨物自動車運送事業(宅配便、引越など)の事業に用いられる自動車で、運輸支局等に事業用として登録され、専用のナンバープレート(地色が緑色)を交付されたものである。 なかでも、営業所とターミナルなど中・長距離輸送用に用いられる車両(主に10tや12t車)は運転席ドア下部に『運行』と表記される。この運行車両は、路線バスのように事前に運行経路や運行日程等を運輸支局等に届け出なければならない。 それに対して、営業所管轄区域内での集配業務などにあたる車両は『一般』と表記される。 used truck for saleの荷物の輸送(商店での配送や仕入れなど)に用いることしかできないものであり、運送事業に用いることは違法である。 これらの車両は『自家用』と表記される。 軽貨物自動車(軽トラック、軽ボンネットバン、軽ワンボックス) : 軽自動車の規格内の大きさ・積載量のものである。自家用(商店、農家など)・営業用(「赤帽」など)の登録区分あり。 これらの車両は『軽貨物』等と表記される。 三輪貨物自動車(オート三輪) : 三輪のものである。道路事情の悪かった1960年代(昭和30年代)までは多かったが、末期はマツダやダイハツ工業だけとなり、1970年頃に生産が中止された。現在はほとんど見かける事はない。 なお、後述の自衛隊用車両にも一般(民生)用の車両も存在するが、一般のナンバープレートとは異なる専用のものがついている。 運転免許による区分 大型車(大型自動車)=車両総重量11,000Kg以上または最大積載量6,500Kg以上(または乗車定員が30人以上)。大型免許が必要。かつては速度超過による事故等が多発したことから、屋根に緑色の速度表示灯(20Km/h以下・40Km/h・60Km/hで点灯)、室内にベッド、助手席側ドアに半分近く固定されたガラス窓などの装備が義務付けられたが、現在は廃止されている(ただしベッド付き車は長距離用に今も生産されている)。代わりに、最高速度90Km/hの速度抑制装置(リミッタ)が義務付けられた(輸入車には標準ではなし)。 used trucks=車両総重量5,000Kg以上11,000Kg未満、かつ最大積載量3,000Kg以上6,500Kg未満(または乗車定員が11人以上29人以下)。運転には大型免許または中型免許のいずれかの免許が必要。(法令改正以前の普通免許取得者=中型8t限定免許所持者は、8t限定を解除しないと上記規格を満たす車両は運転できない) 普通車(普通自動車)=車両総重量5,000kg未満、かつ最大積載量3,000kg未満(または乗車定員が10人以下)。普通免許で運転できる。 高速道路通行料金での区分(カッコ内は高速道路会社の区分番号) 特大車(3)普通貨物自動車のうち4車軸以上のものなど 大型車(2)普通貨物自動車(車両総重量8トン以上又は最大積載量5トン以上で3車軸以下のものなど、1ナンバーで、ナンバープレート大板=大型番号標(縦220mm×横440mm))10トン車など 中型車(4)普通貨物自動車(車両総重量8トン未満かつ最大積載量5トン未満で3車軸以下のものなど、1ナンバーで、ナンバープレート中板=中型番号標(縦165mm×横330mm))3〜4トン車など 普通車(1)小型自動車4ナンバー、1〜2トン車など 軽自動車等(4)軽トラック ナンバーは40〜42、48* 車両登録上の区分 ※冷凍車やタンクローリーなどの特殊構造の場合、8ナンバーになるものもある。 普通自動車(普通トラック)小型でないもの、1ナンバー 小型自動車(小型トラック)全長4.7m、全幅1.7m、全高2.0mまでの自動車。4ナンバー used truckに側方のあおりがあるだけの車で、無蓋で開放状態となっている。あおりは、後方および側方が開くものがあり、後方だけが開くものが「一方開」側方も開くものが「三方開」側方が前後に分かれて開くものが「五方開」と呼ばれる。あおりは鉄製のものもあるが、最近軽量化のため、アルミ製のものが多い。 平ボデー車の一例 (航空自衛隊の2トン半トラック)冷凍車 :冷凍された物品を輸送するため、冷凍機を搭載し断熱構造の荷台を持つものである。 冷蔵車 :冷蔵の必要な物品を輸送するため、冷蔵設備を搭載し断熱構造の荷台を持つものである。 保冷車 :冷蔵の必要な物品を輸送するため、断熱構造の荷台を持つものである。 通風車 :温度上昇に弱い物品を輸送するため、通風構造の荷台を持つものである。 有蓋車 :水濡れや荷痛み防止のための密閉構造の荷台を持つものである。アルミ製の「箱」形状のものを持つことから「ハコ」と呼称されることもある。後面が開閉したり、側面が開閉したりして荷物の積み下ろしを行う。側面が開閉するものは、羽根のように開放されるものがあり、特に「ウイング車」と呼ばれる。 幌付き車 :水濡れや荷痛み防止のための布製・ビニール製などの覆い付きの荷台を持つものである。 トラック搭載クレーン (三菱ふそう・キャンター) ユニック車 :荷扱いのための小型クレーンを持つものであり、開放型の荷台のものが多い。なお、ユニックは古河ユニック株式会社の商品名であるが、一般名称として浸透している。これに対して、例えばタダノでは「カーゴクレーン」と呼び、加藤製作所では「積載型クレーン」と呼ばれる。クレーンとしては積載型トラッククレーンとなる。 車載車 :小型の自動車を積載するため、荷台がせりあがり乗せる車が自走して積み下ろし出来るようになっている。事故車や動かない車を載せることが出来るように、ウインチがついていることが多い(このタイプは主に自動車整備業者や自動車ディーラーが持っている)。多段式になり複数の車を載せることが出来るものもある(これは主に、新車や中古車のディーラへの輸送用に、専門輸送会社が持っている)。規制緩和により、高さ4.1mまで積載できる場合があるので、ワンボックス車などを2段に載せて走ることが可能な車載車もある。通称で呼ばれることが多く、「セーフティーローダー」あるいは単に「ローダー」とよばれることがある。多段式の大型のものは「キャリアカー」とも呼ばれる。 タンクローリー :液体・気体を輸送するためのタンクを備え付けたものである。輸送する物質によっては相応の運転免許の他に危険物取扱者等の資格が必要な場合がある。 ポッパー車 :粉粒体を輸送するためのタンクを備え付けたものである。 ダンプカー(ダンプトラック) :土砂・砕石を荷降ろしするための傾斜機構付き荷台のものである。 コンテナ車 :コンテナ輸送用の専用固定金具を装備したものである。 トラックミキサ:生コンクリートを撹拌しながら運ぶ。別名「アジテータートラック」「トラックアジテーター」など。一般にミキサー車と呼ばれる。 トレーラ :原動機を持たず、専ら牽引されるための車。牽引されるための装置を持ち、牽引するための装置を持つ自動車(トラクタという)に接続して走行する。追加の荷台として使用する小さなものから戦車が運搬できる大きなものまでさまざまな大きさがある。